日記

29歳の日常です。

読書

蒼穹の昴』を興奮と涙を経て読み終え、煙草を一本吸う。

煙草の火種をキッチンのシンクに翳し、シンクに落とした灰ごと水道水で消しながした後で、酒と煙草で重い体を引き摺るように洗面所へ向かった。

 

力の抜けた、しかし目だけは読書の為に爛々と開いている顔を鏡に映す。頭髪は目の下まで伸び、頬から顎と鼻の下にかけて伸びっ放しになった髭面を眺め、浮浪者を小綺麗にしたようだと感じた。

 

自強などとは程遠い、姿からさえ分かる今の自分の情けなさを、このままにしてはおけないと日々思っている。せめて、やさしさを通せる強さを備えなければならない。

 

自分がいかに堕落しようと、それを叱ってくれる人はあまりいない。まして尻を叩いて正しい道へ追い立ててくれる人など、出会う事さえ奇跡のようだ。ゆめゆめ軽んじてはならない。

 

良い物を読むと、たいていこのような気分になる。

ハリポタ

この一週間、彼女と毎日のようにハリポタを観てた。

アマプラでレンタルして、賢者の石から今日は炎のゴブレットまで…かなり面白い。

 

そしてビックリしたのが、炎のゴブレットの音楽はPulpジャーヴィス・コッカーがやってるってこと!

好きな人だったからほんとこんなにイアン・ブラウン以上にシーンまで作られてて、しかもそれが魔法界のバンド役って…めっちや興奮しました。しかもmagic worksいい曲だし。。。

風呂

いつも急いで入る風呂を、ゆっくり入ってみた。

というか、ゆっくり身体を洗ってたら(あぁ俺急いでたんだな)と気づいた。

 

最近ずっと、明王朝清王朝にハマってる。歴史をwikiや本で読んだり、皇帝の姿や名前を見るのが楽しい。

 

寝る時、初めて彼女の方から乗ってきた。正直楽だし嬉しかった。

朝4時頃に起きて、映画を観たりパソコンで簿記の勉強したり、家計の分担の話をこんこんとしたり。

支払いをどの口座でやるかとか、ちゃんと話ができて決められてよかった。

 

でもなんだかんだで寝るのが遅くなって、久しぶりに出勤遅刻してしまった。

 

長く寝ると時間を無駄にした気がしてもったいない、という人が世の中には割といる(彼女もそう)が、俺は全然そんな気がしない。長く寝てたいと思う。

 

しかし今夜は風が強い。

地震の後なので無常感がある。

バレンタイン

彼女がバレンタインプレゼントをくれた。仕事中から後ろのキッチンでガチャガチャしてるのは知ってたが、
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まさか中国とは。

 



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チョコまんと、


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中国輸入のジャスミン茶を頂いた。

よくまぁいつも色々と考えるものだ、とつくづく思う。

敷物と茶缶のデザインがたまらない。

 

有難く頂いた。

 

その後こっそり注文してたマカロンが届いたので

内緒のまま渡した。

喜んでもらえてよかった。