「まぁ、いっか」が許されない
今日も今日とて育児がしんどい。
睡眠不足は当たり前、何をしていてもお子が泣いたら飛んでいき、ひたすらヒザを痛めるあやし…
自分なりに心身のダメージを減らしながらやりたいのに、妻はそれを許してくれない。
最初期は慣れない子育てにメンタル的にも「しんどいな〜」って思って、でもお子という尊き生命、ともかくやっていかなきゃいけない。
ストレスを抱えないようにするにはどうしようって自分なりに考えた結果、
「まぁ、いっか」
の精神に落ち着いた。
少しくらい泣いてても
(まぁ、いっか)
(子供は泣くのが仕事だしな)
って思うこと。
抱っこしてもなかなか泣き止まなくてイライラする時はいったん置いて、
気持ちを整えたり他のことをしてからまたお子に向き合うと、心にゆとりが生まれる。
自分が食事したり家事やったりしてる時にお子が泣いても、すぐ手放して飛んでいくのではなく、
いったん区切りのいいところまでやって心の折り合いを付けてから向かう。
そんな風にしてみたら、凄く心が楽になった。
だけど、それが妻の目には悪く見えていたみたいだった。
「サボってる」
「子供が真っ赤になって泣いてるのになんですぐ抱かないの?」
「優先順位ってあるじゃん?」
などなど…
それで上のような自分の考えを伝えても、
「そんなにしんどいの?」
「私は体ボロボロにして産んだんだよ」
「そういう風にするならもう私がやるから」
って感じで、受け入れては貰えなかった。
子供第一だし、そう考える気持ちはわかるけど、なんだか肩に力が入りすぎてるみたいで、辛くないのかな?って思ってしまう。
ほどほどで良いのに、と思ってしまう。
「私もやったんだから」の精神は、互いを頑張りの無間地獄に落とし合うものだと気づいてほしい…
妻は頑張り屋で、ただでさえ悪露の最中で安静が必要なのに、家の中のことや育児の全部をちゃんとやろうとする。
「俺がやるから無理しないで」
と言っても、
「無理しなきゃ回らないじゃん」
「自分でやった方が早い」
と、俺の考えが甘いという方向に持っていかれる。
俺としては
(無理しなきゃ回らない基準にしてるのは妻じゃんかよ…)
とつい思ってしまうが…
仕方ないので、今は妻と一緒に妻のやり方で頑張り続ける生活を送っている。
寝不足で気持ちもピリピリしていて身体も痛く、正直つらい。
初めてのお子だから心配になるのはわかるけど、そんなに頑張ってたら治るものも治らないし、将来的に無理がたたりそうで気が気でないと、妻を見てていつも思う。
妻のやり方のまま妻に楽をさせるには、俺が妻の考えを先読みして、何でもすぐ動いて家の事をやっていく、そんなハイスペックな方法しかないようだ。
正直しんどい()
妻のやり方が間違っているとは言わない。
ただ、なんだか心の居場所が無いと感じる。