自分の自信
先ほど、「僕を救った名言たち」というウェブサイトを閲覧した。
そこには様々な人が書籍などで残したと思われる文章が載せてあり、どれも自分をはっとさせてくれるものだった。
特に深く心に響いたのが、「若者はなぜ虚勢を張るのか」というトピックだ。
その文章を読んで、いつの間にか、自分が「他人が自分に対してどんな印象を持つか」という事を中心に物事を考えていた事に気が付いた。
自分がどのような人間かなど考えず、「こういう人間でありたい」という願望が、自分が人からどう見られているか、どんな格好をすれば、どんな考えを持てば人に良く見られるかという考えになり、それが自分の指針となっていた。
それを続けていた自分は次第にボロが出始め、繕えなくなり、そんな上辺だけで作られたもろいアイデンティティをどうにか維持する為に、頭の中でいろんな理屈を並べては自分を維持していた。
こんな状況で自信が付く訳がない。
ただ素直に、自分自身というものを意識して、人とふれあっていきたい。そうして、虚勢じゃない、本物の、自分の自信をつけていきたい。